「これもやりたい!」
「あれもやった方がいいよね」
「そういえば、あの仕事も途中だった……」
一人で仕事をしていると、やることが次から次へと増えていきませんか?
Instagramの投稿、ブログの更新、メルマガの配信、ホームページの改善、お客様への対応。
さらに、新しいツールやAIの情報が入ってくると、「これも仕事に使えるかも!」と、やりたいことが増えていきます。
私自身も、やりたいことがたくさんあります。
新しいアイデアが浮かぶと、つい試してみたくなります。
でも、ふと思うんです。
「やりたいことは山ほどある。でも、私は一人!(笑)」
一日は誰にとっても24時間。
だからこそ、仕事を増やすことだけでなく、「何をやらないか」を決めることも大切なのではないでしょうか。
やることリストが増えるほど、仕事は進まなくなる?
仕事を効率よく進めるために、多くの方が「やることリスト」を作っていると思います。
今日やることを書き出して、終わったらチェックを入れる。
便利な方法ですが、気をつけたいことがあります。
それは、リストに書いた仕事を全部やらなければいけないと思ってしまうこと。
例えば、今日やることが10個あったとします。
朝から頑張って7個終わらせたとしても、残りの3個が気になってしまう。
「今日も全部できなかった」
そんな気持ちで一日を終えていませんか?
でも、その10個は、本当に今日やる必要があったのでしょうか。
もしかすると、来週でもいい仕事が混ざっていたかもしれません。
そもそも、やらなくても困らない仕事があった可能性もあります。
大切なのは、どれだけ多くの仕事を終わらせたかではなく、本当に必要な仕事を進められたかどうかです。
「忙しい仕事」と「売上につながる仕事」は違う
一人起業家にとって、特に気をつけたいのがこの違いです。
例えば、Instagramの投稿画像を作るために、デザインを何度も修正する。
文字の位置を少し変え、色を調整し、また元に戻す。
気がつけば1時間以上経っていた。
もちろん、デザインを整えることも大切です。
でも、その投稿は誰に何を伝え、どんな行動につなげるためのものなのでしょうか。
そこが決まっていなければ、見た目を整えることに時間をかけても、期待する成果につながらないかもしれません。
ホームページやブログも同じです。
記事を増やすことが目的になってしまうと、本来の目的である「お客様に知ってもらう」「問い合わせにつなげる」という視点が抜けてしまいます。
仕事をするときは、ときどき自分に問いかけてみたいですね。
「今していることは、何のための仕事だろう?」
この問いかけだけでも、時間の使い方を見直すきっかけになります。
私が始めた「時間の使い方」を見える化する習慣
最近、私は手書きの日誌の使い方を変えました。
これまでもいろいろな方法を試してきましたが、今のところ、自分に合っていると感じています。
使っているのは、見開き2ページで一日を記録する方法です。
左側には、朝7時から深夜1時までの時間を記入し、何をしていたのかを書きます。
右側には、次の4つの項目を設けています。
- 今日のタスク
- 今日できたこと
- 暮らしの記録
- 気づき
仕事だけでなく、暮らしのことも一緒に記録しています。
この方法を始めた理由は、自分が何に、どれくらい時間を使っているのかを、もう一度きちんと把握したかったからです。
頭の中では「今日は忙しかった」と思っていても、実際に何に時間を使ったのかは、案外覚えていないものです。
記録することで、思っていたより時間を使っている仕事や、反対に、もっと時間を使いたいことが見えてきます。
まだ始めたばかりなので、どんな発見があるのか楽しみにしています。
ここで大切にしたいのは、仕事の時間だけを増やすことではありません。
家族との時間、家事、趣味、自分自身を整える時間も、私にとっては大切な時間です。
時間を管理する目的は、毎日を仕事でいっぱいにすることではないと思っています。
「やらないこと」を決める3つの考え方
では、何をやらないか、どのように決めればよいのでしょうか。
私は、次の3つに分けて考えると整理しやすいと思います。
1.今はやらないこと
やりたいことが浮かんでも、すぐに始める必要はありません。
例えば、新しいSNSを始めたいと思っても、今使っているSNSの運用が整っていなければ、まずはそちらを優先する。
新しいアイデアは忘れないように書き残して、時期が来たら取り組む。
「やらない」と「今はやらない」は違います。
やりたいことを諦めるのではなく、順番を決めるのです。
2.時間をかけすぎないこと
丁寧に仕事をすることは大切です。
でも、必要以上に時間をかけてしまうことはありませんか?
例えば、
・SNSの投稿画像を作る時間をあらかじめ決める。
・メールの確認は時間を区切る。
・毎回ゼロから作っている資料は、テンプレートを活用する。
仕事の質を落とさずに、時間を短縮できることがないか考えてみましょう。
AIを活用するのも一つの方法です。
文章のたたき台を作ってもらったり、アイデアを整理してもらったり。
AIに任せられる部分を上手に利用すれば、自分が本当に考えるべきことに時間を使いやすくなります。
3.思い切ってやめること
以前は必要だったけれど、今はそれほど効果がない仕事もあるかもしれません。
・何となく続けているSNS。
・ほとんど見直していない資料。
・目的が曖昧になっている活動。
これらを一度見直してみることも大切です。
もちろん、すぐにやめる必要はありません。
まずは「続ける理由」を考えてみる。
そして、その時間をもっと大切なことに使えないか検討してみましょう。
やらないことを決めると、本当にやりたいことが見えてくる
「やらないことを決める」と聞くと、何かを諦めるような気持ちになるかもしれません。
でも、私は少し違うと思っています。
やらないことを決めるのは、本当にやりたいことを大切にするためです。
・お客様とじっくり向き合う時間。
・新しい商品やサービスを考える時間。
・自分の知識や技術を高める時間。
・仕事から離れて暮らしを楽しむ時間。
何もかも自分一人で頑張ろうとすると、どれも中途半端になってしまうことがあります。
だからこそ、「今の自分にとって何が大切なのか」を考え、仕事を選んでいく。
それが、一人で長く仕事を続けるための大切な考え方ではないでしょうか。
まずは今日、一つだけ見直してみませんか?
今日の仕事を振り返ってみてください。
「これは今やらなくてもよかったかも」
「ここまで時間をかけなくてもよかったかな」
そう思うことが一つでもあれば、それが時間の使い方を変えるきっかけになります。
最初から完璧な時間管理を目指す必要はありません。
①自分が何に時間を使っているかを知ること。
②一つずつ見直していくこと。
③やることを増やす前に、やらないことを決める。
それだけでも、仕事と暮らしに少し余裕が生まれるかもしれません。
私もまだまだ試行錯誤の途中です。
やりたいことは、相変わらずたくさんありますから。(笑)
でも、だからこそ、これからも自分に合った時間の使い方を見つけていきたいと思っています。
