こんにちは。
「発信したほうがいいのは分かってるけど、何を書けばいいのか分からない…」
そんなふうに感じて、つい手が止まってしまうこと、ありませんか?
特に、自分の言葉で届けたいと願う人ほど、
「これでいいのかな?」と悩んでしまうものです。
でも今は、AIを活用すれば、
あなたの中にある“届けたい想い”や“得意なこと”を整理し、発信ネタに育てることができます。
今回の記事では、AI(ChatGPTなど)を使ったネタの見つけ方と、テーマの整理術についてお伝えします。
発信が止まる最大の理由は「ネタがない」から
多くの人が「伝えたいことはあるのに書けない理由
発信が続かない最大の理由は「ネタ切れ」ではなく、
「頭の中にあることを“発信できる形”に変換できていない」ことです。
実際に、私が関わる起業家さんもこんな風におっしゃいます。
- 「話せることはいっぱいあるけど、どう言葉にしたらいいか分からない」
- 「日々お客様に伝えていることを、SNSでどう表現すればいいのか迷う」
つまり、ネタは“ある”けど、“取り出せていない”のです。
「何を言えばいいのか」が分からないのは自然なこと
自分のことは、自分では分かりにくいものです。
自分では当たり前だと思っている知識や経験も、
他の人にとっては「学び」や「ヒント」になることがたくさんあります。
だからこそ、他者の視点(=AIの視点)を使って、頭の中の素材を引き出していくことが大切です。
AIを使えば“あなたに合ったネタ”がどんどん出てくる

AIへの問いかけ例
AIを活用する際は、まず自分の立場や伝えたい対象を伝えることがコツです。
たとえば以下のように聞いてみてください。
「私は40代女性向けのパーソナルカラー診断士です。SNSで発信するためのネタを10個考えてください」
または、
「私は心の悩みに寄り添うカウンセラーです。“自分らしく生きたい人”に向けた発信テーマを提案してください」
このように、
- あなたの職業
- ターゲット(誰に向けたものか)
- 想いや価値観
を簡単に添えることで、AIはあなたらしいネタを提案してくれます。
職業別・目的別のネタ出しテンプレート
さらに具体的にするなら、以下のようなテンプレートで問いかけてみてください。
職業別例:
- ヨガ講師:「忙しいママ向けに、家でできるリフレッシュ方法を提案してください」
- パン教室講師:「パン作り初心者が知っておくと安心な基本知識を投稿ネタにしてください」
- セラピスト:「心が疲れている人に寄り添う言葉やエピソードを、SNSで伝えるネタにしてください」
目的別例:
- 信頼感を高めたい → 「私の人となりが伝わるエピソード投稿ネタをください」
- 商品・サービスを自然に紹介したい → 「売り込み感が出ないサービス紹介の投稿テーマを教えてください」
- LINE登録やLP誘導に繋げたい → 「“もっと知りたい”と思わせる内容を提案してください」
AIとの対話を通じて、あなたの“中にある言葉”がどんどん引き出されていきます。
ネタを“発信テーマ”に育てる3ステップ

① グループ化する
AIから出てきたネタを、そのまま使おうとすると、「何から書こう…」とまた迷ってしまいます。
まずは、似ているネタをまとめてグループ化してみましょう。
たとえば:
- お客様の悩みに答える系
- 自分の想い・体験を語る系
- ノウハウ・豆知識系
- 商品・サービス紹介系
こうして分類すると、自分の発信の“傾向”が見えてきます。
② カテゴリ名をつける
次に、それぞれのグループに「自分らしいカテゴリ名」をつけてみましょう。
例:
- 「ここだけの話シリーズ」
- 「お悩みQ&A」
- 「自分らしく働くヒント」
- 「お客様の変化ビフォーアフター」
これにより、「このテーマで今日は書こう」と、日々の投稿のハードルがぐっと下がります。
③ 投稿に落とし込むコツ
テーマを投稿にする際のコツは、
- 1つの投稿に1メッセージだけ
- 誰に向けた内容かを意識する
- 「だから何?」で終わらせない(例:行動を促す一言を添える)
AIに「このテーマでInstagram投稿用に文章を考えて」と頼めば、本文案も出てきます。
あなたの言葉に少し手を加えれば、もう立派な“あなたらしい投稿”です。
まとめ|「書けない」はAIと一緒に抜け出せる!
ネタがないと感じていたあなたも、
実は“伝えたいこと”はちゃんとある。
ただ、それが頭の中でまとまっていないだけなのです。
AIは、あなたの想いを引き出し、整理し、カタチにするサポーターです。
質問に答えていくだけで、あなたの中の言葉をどんどん発掘してくれます。
次回は、「あなたの“強み”を言葉にするAIワーク|選ばれる発信の土台作り」をテーマに、
“あなたらしい魅力”をどう発信に活かしていくかを深堀りします。
発信に迷ったとき、ひとりで抱え込まないで。
AIとの対話から、新しいあなたの言葉がきっと生まれます。