「SNSで発信した方がいいのは分かっているけれど、何を書いたらいいのか分からない…」
そんな声を、私はたくさん聞いてきました。
特に、40代以降で起業を始めた方や、自分らしさを大切にしたい方にとって、「売り込み感のある投稿」や「映え狙いの投稿」は、なんだか違和感がありますよね。
私自身はこんな投稿はできないと思っています。
とはいえ、情報だけを投稿するSNSの伸びは難しくなってきています。
今日はそんな「発信に苦手意識がある」方へ向けて、AIを活用して“自分らしく届ける”マーケティングのヒントをお届けします。
1. 「何を書けばいいか分からない」をAIで解決する方法
「毎日投稿っていうけど、そもそもネタがない」
「誰に向けて、何を話せばいいか分からない」
そんなときに頼れるのが、ChatGPTのような生成AIです。
たとえば、以下のように問いかけてみてください:
「私は〇〇(例:カウンセラー)です。40代女性・既婚者の悩みに寄り添う投稿ネタをインスタ用に10個出してください」
AIは、あなたの専門性・ターゲット・価値観に合った投稿ネタを提案してくれます。
ちょっとしたコツ
- 投稿の目的(例:信頼構築/サービス紹介/体験談)を伝える
- カウンセラーだけより、専門分野を具体的に入れる。
- ターゲットの悩みや年代を明確に伝える
こうすることで、AIから出てくる案も、あなたの世界観に寄り添ったものになります。
ですが、まずは、上記のような簡単なプロンプトで良いので挑戦してみてください。
2. 自分の“強み”からSNSのテーマを見つける
発信が続かない理由のひとつは「他人の真似になってしまっている」こと。
AIを活用すれば、あなたの強みや経験に基づいたテーマが見えてきます。
たとえば、以下のように質問してみてください:
「私は〇〇という人生経験があります。この経験を活かして発信テーマを考えてください」
AIは、あなたの強みや体験から、読者が共感しやすいテーマを引き出してくれます。
例:料理教室の先生の場合
「お母さんたちの“忙しいけど手作りしたい”気持ちに寄り添う投稿」
「お弁当作りが楽しくなる時短アイデア」
「子どもとの食卓の会話ネタ」など
“自分らしさ”は、自分では当たり前に感じていることの中にあるのです。
3. 共感を呼ぶストーリーと自然な販売導線の作り方
商品やサービスをただ紹介するだけでは、共感は生まれません。
人は「ストーリー」に共感し、「共感」から行動します。
こんな順番で考えてみましょう
- 悩み:「私も昔、料理下手で時間がかかる割には品数が少なく、味もいまいち」
- きっかけ:「でも、AIに冷蔵庫の残り物を知らせて、簡単に作れるものを提案してもらい、作り方も教えてもらいました。また、SNSの料理投稿もストックしておきました」
- 変化・気づき:「無理なく時短で美味しい料理が出来るようになりました」
- 読者への問いかけ:「時短で美味しいと言われる料理に興味はありませんか?」
- 自然な提案:「この経験をまとめた無料体験レッスンがあります」
このように、「体験→気づき→読者への問いかけ→提案」の順番で構成すると、押しつけ感のない“導線”が完成します。
4. 自信がなくても発信を続けられるマインドの整え方
発信が続かないもう一つの理由は「自信がないから」。
でも、完璧である必要はありません。
むしろ、「等身大の発信」に共感が集まる時代です。
大切なのは、誰かひとりに届けばOKという気持ち
すべての人に好かれなくてもいい。
自分の言葉で、自分のペースで、届けたい人に届ければいい。
その姿勢こそが「信頼される発信」に繋がります。
AIはあくまで“サポーター”です。
あなたの想いと言葉があってこそ、発信は力を持ちます。
まとめ|あなたらしさ×AIで、無理なく伝える発信を
発信は、「見られるため」ではなく、「伝えるため」にあります。
・AIでネタや言葉のヒントをもらい
・自分の体験や強みからテーマを見つけ
・ストーリーで共感を呼び
・あなたらしいペースで続けていく
これが、“売り込まずに選ばれる”マーケティングの第一歩です。
苦手意識があるからこそ、AIを使ってみてください。
きっと、「これならできそう」と思えるはずです。