個人起業家がやってはいけないこと。それは・・・。
値段競争に自ら飲み込まれていく事です。
アントレスタイルアカデミー主宰 加藤朱実です。
あなたは、月に30万円の売り上げが欲しい。としましょう。
5000円の商品を販売している方は、商品はいくつ売れれば目標達成になりますか?
答えは、60個です。
では、月の目標金額が100万えんの場合は?
簡単な問題でしたね。
しかし、こんなに簡単な計算が出来ない。のか しないのか?
私たち個人起業家 または、小さな企業は、
大手企業のような資本金がないし、従業員もいません。
例えば個人でエステサロンを経営しているのなら
施術をするのは自分。
ブログ・フェイスブック・インスタなどの無料広告(広告になる)に時間を作り
タオルを洗い施術周りを清潔に保つもの自分。
イベントに参加し認知をあげたり、知り合いの先生がたのセミナーに参加したりと。
すべてが自分。
手に負えなくなると外注に回すものの、全てをお任せにできるはずもなく、
結局多くの時間に関わることになる。
これが、個人事業家小さな会社の社長の現状です。
そんな状況で値段競争をしいてたら、あなたが生きていけません。
旦那さんがいるから、気張らなくてもいいの。
子どもが小さいから時間が取れないの。という方。
旦那さんや子供の問題じゃなくて
自分の事業をどうしたいのかって視点で考えてください。
起業家仲間と楽しくイベントでも出来たらそれでいい。
のなら、それでいい。
しかし、
本気の事業です。
本気の想いがあります。
というのなら安い価格でシゴトしてちゃダメです。
値段が高ければいいという意味ではなく
値段より価値を高めることに目を向けます。
【あなたの価値を2倍にする】
というのは、
・売上が倍になる。
・扱っている商品単価が倍になる。
・集客力が倍になる。
と置き換えることができます。
価値を高める
価値をつくる
価値を伝える
価値を広げる
努力・創意工夫さえすることができれば、
価格(単価)をあげても、選ばれることはできる。
むしろ選ばれます。
世の中を見回してみても、高くても売れているモノがありますよね。
お客様は、
「安いもの」を買いたい。のではなく、
「価値あるもの」を買いたい。のだということです。
「価格ではなく価値で選ばれる 自分になりたい!」 と想っている方は
まずは安くなけば売れない。
周りと同じような価格じゃなきゃいけない。
という固定概念を捨て、自分の価値を高めることって何があるのか
ということにアンテナを張り巡らせてくださいね。
頑張る女性起業家がやりがちな間違い
多くの起業家が、価値ある自分にしたくて、価値あるサービスにしたくて頑張っています。
しかし間違った方向に頑張っている人も多いのです。
その1番は
新しい資格を増やそうとする。
しかし、
ただやみくもに資格を増やしても、求められる起業家になれるワケではないのです。
また、持っているスキル・技術・資格をそのままただ“売る・伝える”だけでは、
これからの時代、生き残っていくことは難しいのです。
ひとつの分野の専門家として、研究し続けること知識・智恵を深めること。
は起業家として、欠かせない考動です。
ですが、そもそもお客様は、
あなたのスキルが欲しいワケでも、
あなたの技術が欲しいワケでも、
あなたの資格が欲しいワケでも、
あなたの肩書きが欲しいワケでも、
ありません。
あなたが持ち合わせているスキル・技術・資格を使って
お客様のどのような悩みを解決できるのか?
どのような未来を手に入れられるのか?
これが、
お客様があなたを「選ぶ理由」であり、商品・サービスを「購入する理由」なのです。
なので、
資格やスキルや経験をお客様にわかりやすい形として提供していく事で
あなたが求められる起業家となれるのです。
*どこにでもある資格
*違いが判らないサービス
*自分がどうなれるのかも想像できない
ような商品・サービスにあなたらしさを吹き込み
唯一無二の求められるあなた求められる商品・サービスに
生まれ変わらせることが重要で、今やるべきことなのです。
では、あなたらしさとは?何でしょう?
唯一無二の誰も真似できないものとは
それは
あなたの生きざま。
ストーリーです。
あなたはなぜ、そのシゴトをしているのですか?
どんな思いでそのシゴトをしているのですか?
掘り起こしていくと
もしかしたら子供の頃の想いに行きつくかも知れません。
もしかしたら
あなた自身が悩んでいたことで解決したことかも知れませんね。
あなたがその仕事をしている想いや
ストーリーはあなたにしかないものです。
価格に巻き込まれず、価値を知っていただく方法とは。
あなたのシゴトに対する姿勢や想い
そのシゴトをすることになったストーリー
誰にも負けない技術、サービス。
これらを言葉にして伝えることです。
そして、証明できるものは証明することです。
さあ
あなた自身のストーリーと
商品、サービスの価値を言葉にしてみましょう。